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        2007-12-27        ファンタスティック!チェコアニメ映画祭2007(4)

(3)の続きです。

4、イジー・シャラモウンが美術を担当した作品について
今回の上映で一番嬉しかったのは、イジー・シャラモウンという人を知れたことかもしれません。今回観られる4作品はそれぞれ監督が違うのですが、みな同じ色に染まっています。まるでグラフィックの力が演出を呑み込んでしまったかのようです。シャラモウンが関わっている作品は、冒頭のクレジットの文字がすごく汚いのですぐにわかります。『魔女のバイオリン』(1988、Dプログラム)は衝撃的な作品です。遠近法をハナから無視した画面構成と、ドラマツルギー無視の展開。この人の絵だからこそ可能になるのではないかと思われるフリーダムな感じ。筋については説明しても仕方ないので、実際に観てみてください。『グレイキャットの物語』(1977年、Bプログラム)はアル中の幻覚の白いネズミを退治するネコのお話。『ラブラブラブ?』(1978年、Bプログラム)は、クモとモテない男の儚い友情物語。共に少しだけ無理矢理な展開なのだけれども、シャラモウンの絵によって突き抜けてしまっています。

5、ポシュが美術を担当した作品について
『カンティレーナ』(1991、Cプログラム)は、鳥と人間の恐ろしい戦いを描く作品ですが、質感の表現がとてつもないです。セル・アニメーションなのに……ぶるぶると震える鳥たちの動きにぜひ注目してください。グラフィックが、破綻した展開を無理矢理に継ぎ合わせる力を持っています。『かしこいウサギの話』(1980、Bプログラム)は、他人の言うことを素直に受けいれ、すすめられた行為を愚鈍に繰り返すことで、人間以上に歴史について詳しくなってしまうウサギの話。なんだか真実をうまく突いているような気がしてしまう、よくできた作品です。


東京で上映が終わってからこのようなものを書き連ねてしまいごめんなさい。横浜ではまだ観れますので、少しでも興味が出たら是非行ってみてください。関東圏以外の方々は、これから巡回上映がありますので、是非すべてのプログラムを制覇してみてください。

公式サイト

○ポヤル作品はどれもおすすめです。
「チェコアニメ傑作選I」[Amazon](『飲み過ぎた一杯』収録)
「ぼくらと遊ぼう!DVD-BOX」[Amazon]
などなど、DVDもたくさん出ています。

土居

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