Animations Blog


Animations creators&critics Website

Animations

アニメーションズ、創作と評論


カレンダー

08 « 2017-09 « 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のコメント

最近のトラックバック

最近の記事

RSS

広告

FC2Ad

        --------        スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

        2007-11-05        愛知県立芸術大学芸術祭での上映とトークのこと

11月3日は文化の日ということで土曜日と祝日が重なりもったいない日だったのですが、愛知県芸の芸術祭に山村浩二と、私和田淳がお呼ばれして、上映と対談をしてきました。

結果から言うと、自分自身うまくしゃべれたとは決して言えない感じになり、対談と銘打ってはいるものの、ほとんど山村さんのお話を真横でうんうんって聞いてる人になっていました。自分の思っていることをうまく言葉にして公衆の面前でしゃべることの難しさと、アニメーションに関わらずいろんなものに対する知識の無さに自分でも苦笑いだったということを前置きとしまして、11月3日の報告を始めます。

芸祭実行委員の方の呼び込みで100人以上収容できるであろう講義室に入った僕たちの目に飛び込んできたのは、前の方に十数名座っていて、後ろにパラパラ何名かいるくらいだったらどうしようという予想を裏切り、その部屋の8割かそれ以上はいるであろうお客さんでした。正直愛知県芸は繁華街から少し離れた場所なので、お客さんが来てくれるか不安だったのですが、愛知が生んだ稀代の作家山村浩二と、実行委員の熱意ある呼び込みのおかげで、たくさん入っていただけたようです。学生さんだけでなく、子どもも大人もいました。ただその分一気にプレッシャーが増したことは言うまでもありませんが。

挨拶のあと、それぞれの作品を3つずつ上映。最初は僕から『係』、『鼻の日』、『そういう眼鏡』。いきなりの上映、しかもほとんど僕の作品を見たことがない人が多いであろう状況だったからだと頑に信じて、『係』の反応はいまひとつなし。しかし『鼻の日』『そういう眼鏡』は笑い声も聞こえてきて、場があったまってきたことにホッとしました。上映の状況やお客さんによって作品は変わらないのに、場の空気がいかようにも変わってしまうのを経験しているので、そういう意味でもいい空気でした。そして山村さんの『頭山』、『年をとった鰐』、『こどもの形而上学』を上映。『こどもの~』は公には東京国際映画祭に続いて2回目のお披露目。この時期に見られて嬉しかったし、お得感がある上映でした。僕自身初めて見て、底力がある故の自由さと発想の豊かさ、そして何より作っていて楽しそうな姿が作品から見てとれる良い作品だと思いました。まだ見られてない方はそろそろ公開の『カフカ 田舎医者』で併映されるので、そちらもご覧ください。

そして休憩をはさんだ後緊張のトークだったのですが、休憩をはさんだからか、お客さんが若干減っていました。まぁいろいろ事情があるのでしょう。そしてトークスタート。個人的な制作のきっかけや制作過程、大事にしてることをそれぞれ話したり、日本のアニメーションの現状と展望やAnimationsの結成からこれからのことまで山村さんがほんとにうまく語ってくれたりと、お客さんがどの程度アニメーションについて、見たり、知ったりしているのかはわかりませんでしたが、今アニメーションというものが抱える問題や僕たちがそれにどう関わって、どういうものを作っていきたいかは伝わる内容だったように思います。やはりそういうあたりを考えている方がいたみたいで、最後の質疑応答でも現状を打開することやAnimationsの活動について質問される方もいて、それにはビシッと山村さんが答えてくれ、何故どの作品にもサラリーマンが出てくるのかという質問には僕がビシッと答えました。

今回のイベントで山村さんが「タフな作り手があまりいなくなった」と言われていたことが、まさに自分に当てはまっていて、ズシンと心に重く響いています。タフとは制作においてもそうですが、出来たものをフィルムにしたり、音の環境にこだわったり、質のいいものにして、それをいかに見せていくか。また、それにかかるお金の工面も含めて自分の作った作品を世に出していく、そしてそれを作り続けていくタフさのことで、僕はどちらかといわれると、明らかにノンタフ側になってしまっているので、バチンッとお尻をたたかれた思いでした。これを聞いて同じように耳が痛くなった方も多いのではないでしょうか。

最後に、愛知県芸は特にアニメーションを作っている人がいっぱいいるわけでもないなかで、このように芸術祭でアニメーションの上映を組み、ゲストを呼ぶという、一見接点が見当たらないように思えるイベントですが、山村さんや僕の作品をみんなに見てもらいたい、知ってもらいたいという情熱で、きちんとイベントという形までつくりあげ、実際観客の入りもよく、盛況といえるくらいまでもっていった実行委員の大林さんをはじめ、協力してくださったみなさんには頭が下がる思いです。いろいろ苦労もされたことだろうと思います。この場を借りてお礼申し上げます。本当にお世話になりました。

和田

コメント

お疲れさまでした

山村さんと和田さんの対談形式ということで楽しみにして講演に伺いました。
いろいろとお話聴けてよかったです。
日頃考えている危機感や問題意識が山村さんと大きくずれてなかったことにちょっと安心しました。

和田さんの語り口は場の空気を柔らかくしてアニメーションを見やすくしてくれていると思います。
人柄からアニメーションがよりいとおしくなる部分もあると感じますので、そのままでも良いんではないでしょうか、とおこがましく書かせて頂いておきます。

それでは新作ならびに今後のご活躍楽しみにしております。
また作品上映させて頂くお願いすると思いますので、そちらもよろしくお願い致します。

吉田さん

先日は来ていただき、いろいろ質問もしてくださりありがとうございました。
僕も作品を作り続け、もっとおしゃべりできるようになるよう努力しますので、TAKETOYOの映画祭もずっと続けてくださいね。先生も頑張ってください。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可  

トラックバック

http://animationscc.blog105.fc2.com/tb.php/52-5aa8a3da

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。