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        2011-08-04        ASK?映像祭2011

ASK?映像祭2011の受賞作品集をみてきたので、印象に残ったアニメーション作品について、簡単ですが書いておきます。
(twitterの書き込みをまとめたものです。)

――

大賞の『今村商店』(告畑綾)は、取り上げる対象は興味深かったけれども、途中で挿入される商店主の肉声が想起させる繊細さに映像が負けてしまっていた感じ。作品のポイントになるナレーションも、文字で起こせば感動的ではあるのだけれども少し浮いていた印象。
岡本将徳作品は久里洋二賞の『Ho-Ho』よりも入選の『BONNIE』が断然良かった。実景のなかで切り絵を立ててアニメートしているのだけれども、常に風に翻弄され姿を変えたり踏ん張ったりする少女の立ち姿の優美さとちょっとしたエロティシズムが素晴らしかった。良い意味で非常に上品な作品。
西村智弘賞『Scripta volant』(折笠良)についてはもうブログ書いているのでさらに語ることはしないけど、今回、字幕無し版の上映で、こっちのが断然良かった。表現の余白が持つ豊かさを贅沢に味わうことができた。改めて、ストイックなまでのスタイルの一貫性に痺れる。
ASK?賞『SANKAKU』(若井麻奈美)は去年の学生CGコンテストの大賞で、観るのは二回目だったけれども、すごくうまくて唸らされる。根本における優しさがうまく「抜けた」ポップさにつながっている。子供のナレーションを間違えたままで使っているのも、全然あざとく感じない。だが『SANKAKU』で一番好きな部分は、すごく柔軟にいろんなものを吸収したうえでの表現であることがダイレクトに伝わってくること。良い意味で若さ溢れる作品だと思います。まだ学生さんのようなので、次が楽しみ。
『やさしいマーチ』(植草航)は、自分なりの、いま生きている世界に対する対峙の仕方、始末の付け方を、すごく真剣に、嘘なく描いている。これはPVにあらず。ウォークマンやiPodがデフォルトの時代の自然な表現。この作品についてはどうしても「わかるよ!」と言ってしまう。
『ぐりうむ』(金學鉉)は工芸大の卒展で観て一番印象に残っていた作品。ぐりうむ(恋しい)という心、それだけをガシガシとスケッチするような、ひとつの感情に徹底的にフォーカスを当てるアプローチが素晴らしい。粗いけれども、生々しくて繊細。
『みちゆき 温泉編』(谷口亮)は文字の出し方が全然好みじゃないんだけど、本編はぐったりべったりとした重さや質感、湿度があって良かった。日本版マクシーモフって感じでした。

ーーー

ASK?映像祭2011は8/6まで京橋のASK?にて。受賞作品集は6日(土)17:00からあります。
地下のASK?Pでは水江未来個展も開催中ですし、映像祭自体も「地球クラブ」の特集があったり、
充実のプログラムです。
東京近郊のみなさんはぜひ。

土居

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