Animations Blog


Animations creators&critics Website

Animations

アニメーションズ、創作と評論


カレンダー

05 « 2017-06 « 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近のコメント

最近のトラックバック

最近の記事

RSS

広告

FC2Ad

        --------        スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

        2009-12-10        パルン夫妻新作Divers in the Rainを観ました

ルツェルンに来ています。ホテルのネット接続料金が高いので、いつものようにレポートなどはできません。帰国後にまとめて書きたいと思います。

ところで、ついさっき、プリート&オリガ・パルンの新作、Divers in the Rainを観ました。プリート・パルンによる「アイディアをどのように脚本にしていくか」という講座のラストにスイスのプレミア上映として流されました。

なんだか心が壊れました。望むところに辿り着かない人々についての物語なんじゃないかと思いました。(一人だけは辿り着いてしまうのですが。)悪夢の表現が恐ろしいくらいに秀逸です。僕は幼いとき高熱を出すといつも同じ夢を見ました。真っ白な迷路のなかで、とても大きな「あ」が、あーーーーーーーーーーーーと声を発しながら迫ってくる夢です。その夢のことを思い出しました。

サティの音楽が用いられつつ、基本的には効果音だけ。セリフもなし。
あるのは大きな喪失感だけ。何を失ったのかはよくわからないのですが、とにかく喪失感を感じました。

今日はパーティーには出ず、Divers in the Rainについて考えながら一人で深夜の街をトボトボと歩いていました。するとどんどんと余韻が蘇ってきました。『ガブリエラ』以上にそういう作品です。

講演では、「私の作品にキャラクターはいない、すべては記号だ」と言っていたのが印象的でした。明日インタビューをする予定なので、そこらへんをもうちょっと具体的に突っ込んできいてみたいと思います。こういった方向性でアニメーションについて考える人は実はそれほどいなかったかもしれないと思いました。

ノルシュテインの二回のレクチャーは、「物質・有限なもの・断片的なものを用いて無限性・全体性・不確定性にいかにして辿り着くか」ということを話していたように思いました。

二人の話をきいて、アニメーションにしかできないこと、その独自性というものがなんとなくわかってきたような気がします。明日は急遽決まったデイヴィッド・オライリーの講演があります。彼の作品にも同じものを感じるので、そこらへんの思考をさらに深めていきたいと思います。

スクリーン上にあるものに留まっていない感覚があるのです。

それでは。

土居

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可  

トラックバック

http://animationscc.blog105.fc2.com/tb.php/346-1cc8b81e

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。