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2009-11-11
クラパン新作"Good Vibration"視聴&ウシェフ(脚本クリス・ロビンソン)新作"Lipsett Diaries"サイト&【追記】パルン新作スチル
「読むアニメーション」創刊記念イベントの感想や「読むアニメーション」本体についてのお話はもう少し後になったら書きます。
『スキゼン』で一気にブレイクした感のあるジェレミー・クラパンから早くも新作が届きました。
といっても、依頼作品ですけど。
The Responsibility Projectという、保険会社が主催しているキャンペーン用に作られた4分の作品Good Vibrationsがネット上で公開されています。
他愛ないといえば他愛ないですが、単なるプロパガンダとは違う、考えはじめると結構複雑な作品です。少々どきりとします。
都会生活をきちんと切り取れるクラパンの力がかる~い感じで発揮されています。
Good Vibrations
そして、こちらは11月完成だということですが、前回のコンテンポラリー入門でも紹介されたセオドア・ウシェフの新作Lipsett Diariesのサイトを紹介しておきたいと思います。
この作品は、NFBの(ライアン・ラーキンとならぶ)もう一人の天才映画作家アーサー・リプシットの生涯をテーマにしたもので、『ライアン・ラーキン やせっぽちのバラード』[Amazon]をお読みになられた方はおわかりのように、クリス・ロビンソンが脚本をてがけています。
公式ブログでは、作品のイメージ画が先行して紹介されています。
これまでのウシェフの作品はフラッシュで作られていましたが、今回はどうやら手描きのようです。
非常に良い質感をもったドローイングが並んでいます。
このサイト、作品の完成と同時に消去されてしまうらしいので、今のうちにチェックしておきましょう!
Lipsett Diaries
作品自体は、リプシットの人生を忠実に再現したものではなく、彼の残した日記にインスパイアされたオリジナル・ストーリーとなっているようです。おそらく来年のコンペを騒がす作品のひとつになるのではないでしょうか。パルンの新作もありますし、山村さんの新作もありますし、来年のアニメーション・シーンは結構すごそうですね。
ブログは、セオドア・ウシェフ、クリス・ロビンソン、そしてもう一人の謎の人物で書きすすめているようです。
リプシットの作品はNFBのサイトで観れます。アニメーションではないですが、視聴覚融合のセンスが圧倒的です。ひとつだけ貼付けておきます。
【追記】オランダアニメーションフェスのホームページを観ていたらパルン新作『雨中のダイバー』Divers in the Rainのスチルが載ってました。オランダでプレミア上映されたそうです。テーマは『ガブリエラ』と同じだということらしいですが、これらのスチルをみるとそれがすごくわかります。これ絶対面白いよ。
土居
『スキゼン』で一気にブレイクした感のあるジェレミー・クラパンから早くも新作が届きました。
といっても、依頼作品ですけど。
The Responsibility Projectという、保険会社が主催しているキャンペーン用に作られた4分の作品Good Vibrationsがネット上で公開されています。
他愛ないといえば他愛ないですが、単なるプロパガンダとは違う、考えはじめると結構複雑な作品です。少々どきりとします。
都会生活をきちんと切り取れるクラパンの力がかる~い感じで発揮されています。
Good Vibrations
そして、こちらは11月完成だということですが、前回のコンテンポラリー入門でも紹介されたセオドア・ウシェフの新作Lipsett Diariesのサイトを紹介しておきたいと思います。
この作品は、NFBの(ライアン・ラーキンとならぶ)もう一人の天才映画作家アーサー・リプシットの生涯をテーマにしたもので、『ライアン・ラーキン やせっぽちのバラード』[Amazon]をお読みになられた方はおわかりのように、クリス・ロビンソンが脚本をてがけています。
公式ブログでは、作品のイメージ画が先行して紹介されています。
これまでのウシェフの作品はフラッシュで作られていましたが、今回はどうやら手描きのようです。
非常に良い質感をもったドローイングが並んでいます。
このサイト、作品の完成と同時に消去されてしまうらしいので、今のうちにチェックしておきましょう!
Lipsett Diaries
作品自体は、リプシットの人生を忠実に再現したものではなく、彼の残した日記にインスパイアされたオリジナル・ストーリーとなっているようです。おそらく来年のコンペを騒がす作品のひとつになるのではないでしょうか。パルンの新作もありますし、山村さんの新作もありますし、来年のアニメーション・シーンは結構すごそうですね。
ブログは、セオドア・ウシェフ、クリス・ロビンソン、そしてもう一人の謎の人物で書きすすめているようです。
リプシットの作品はNFBのサイトで観れます。アニメーションではないですが、視聴覚融合のセンスが圧倒的です。ひとつだけ貼付けておきます。
【追記】オランダアニメーションフェスのホームページを観ていたらパルン新作『雨中のダイバー』Divers in the Rainのスチルが載ってました。オランダでプレミア上映されたそうです。テーマは『ガブリエラ』と同じだということらしいですが、これらのスチルをみるとそれがすごくわかります。これ絶対面白いよ。
土居
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でもNFBのウシェフのスタジオで実際のクリップ映像と原画を観ましたが、とても期待できる作品です。
クラパンの仕事、ぼくもプレゼン出したけれどいいアイディアがでなくて、通らなかったものです。ジェレミーさんは賢くこなしていますね。
パルンの新作は、スチールを見ただけで触発されます。来年の映画祭はたいへんだぁ...
山村