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        2009-06-06        6月の上映イベントなど&雑記

そろそろアヌシーです。明後日には旅立ちます。飛行機が怖いので緊張します。

あいかわらずブログの更新がまばらですが、6月の上映イベントを。
今月は地味にロシア月間ですよ。

6/6(土)~7/3(金)
ロシア革命アニメーション1924-1979」@UPLINK X
今月の目玉はこれでしょうね……サンプルいただきましたが、おすすめです。
トークイベントのゲストもかなり豪華。Animations的には6/27(土)の山村浩二vs大山慶が注目でしょうか。僕は東京にいないので行けませんが……

6/23(火)~7/11(土)
特集 ロシア・ソビエト映画史縦断 1908-1939」@アテネフランセ文化センター
6/23の19:00-でスタレヴィチの『カメラマンの復讐』が、7/10の16:50-でツェハノフスキー『バザール』がやります。特に『バザール』の回は併映がグリゴーリー・アレクサンドロフ『サーカス』なので必見です。なぜかといえば、『サーカス』はディズニーの影響下で制作された映画だからです。見ればわかります。そのつながりでいけば、7/11の『アレクサンドル・ネフスキー』も必見でしょうね。というか、アニメーションの運動性に惹かれる人はエイゼンシュテインはやっぱり全部観た方がいいと思います。

6/20(土)~6/26(金)
横浜フランスアニメーション映画祭2009」@シネマ ジャック&ベティ
今年もやるみたいです。上映作品リストがきちんと出ていないのでコメントのしようがないですけれども……

あと、6/27、28にロシアアニメーションフェスティバル2009ってのがあるんですけど、もう応募の締切がすぎちゃってました。すいません。

ついでいうと、6/28、アニメーション学会全国大会でノルシュテインの『草上の雪』について発表します。時間は僕も知りません。分かったらまた連絡します。関西方面の方はどうぞ。学生さんなら無料で入れます。一般の方は5000円します。すいません。

ところで、今日は爆音映画祭に行ってきました。アニメーションではないものの、このブログでも何度か取り上げている牧野貴さんの新作(ジム・オルークのライブ演奏付)上映があったからです。開場30分前に行ったらもうすでに満席でキャンセル待ち券を渡されてへこんだのですが、床に座布団敷きで座るというかたちで入らせてもらいました。ジム・オルーク付きとはいえ、実験映画でこれだけ人が入るなんてすごいなあ……
余談ですが四月から玉川大学でアニメーション研究という授業をやらせてもらっていて、楽しくそしてしんどい日々を送っているところなのですが(他にも理由はあります。7月と9月に……早く言いたい!)、先日久里洋二さんの作品を上映して、学生に非常に反応が良かったのですが、やはり作品の確かな質を支えている一つの軸となっているのは、一流の音楽家が担当する音楽の良さ(というか久里さん自身の音楽センスの良さ)ですよね。
何が言いたいかっていうと、近頃の短篇アニメーションはそういうクロスボーダー的なコラボがあんまりないですよね。お客さんが呼べるからやればいいじゃん、なんて意味ではないですけど、せっかく今の日本にも(ジムさんみたいな外国の方も含め)優れた音楽家の方々がたくさんいるのだから、内輪ですませたりしないでもうちょっといろいろコラボとかしてみればいいのになあ、とか(制作の)部外者としては思ったりもします。(そう思っている人は僕以外にも結構多いんじゃないでしょうか。)

せっかくなので牧野さんの作品についても少し書かせてください。
今日の上映作品は、写真美術館でも上映展示されていた『still in cosmos』と新作長編『The World』。『still in cosmos』の方は、大画面、真っ暗(非常灯は付いてる)、そして爆音ということもあり、写真美術館で見たよりも断然素晴らしかったです。鑑賞ではなく「体験」でした。興奮しました。
写真美術館で見たときの説明に書いてあったのは、カオスとコスモスの二項対立。牧野さんの作品のひとつのテーマとして「ノイズ」というものがありますが、(簡単に言わせてもらうと)「フレームの外」にある本来ならば知覚されてはいけないものです。カオスはそのノイズ方面に突っ走り、秩序(コスモス)が壊された状態です。植物などの日常的なモチーフを重ねて加工していくことでノイズの画面を作り出す牧野氏の映像自体、カオスへの志向性に滾っています。しかし、タイトルは『still in cosmos』。カオスに突入しても、人間はそこに秩序(コスモス)を捉えてしまう。牧野氏の作品のノイズ映像は実際には観客それぞれにおいて、それぞれのコスモスを結ばせますが、タイトルはそんな牧野作品ありかたを示しているかのよう。
でも、これはおそらく、秩序のなかに留まらざるをえないというペシミスティックな態度から出るものではないんですよね。コスモスからカオスへと飛び出して自らを解体していくための勇敢な力を与えてくれるような勇敢さのことなんじゃないかと僕は思います。木々草々と海宇宙が同じ画面に共存してしまう牧野作品は、人に潜む際限ない可能性を引き出してくれる気がします。まさにクロスボーダーなあり方。アニメーションとは関係ないかもしれませんが、人間には関係のあることなので長々と書かせてもらいました。秋には完全版をまたバウスで爆音上映するらしいです。是非。

ああ、短篇アニメーションも爆音映画祭の仲間に入れてくれないものでしょうか。
某所で『カフカ 田舎医者』をものすごく良い音響で爆音で観たことがあるのですが、
すごかったんですよ、ほんとに。
関係者の方、他にも爆音向けの良いネタありますよ!!!!

それではフランスまでクロスボーダーしてきます。
向こうでネットにつながれば(そして元気があれば)速報します。

土居

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