Animations Blog


Animations creators&critics Website

Animations

アニメーションズ、創作と評論


カレンダー

05 « 2017-06 « 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近のコメント

最近のトラックバック

最近の記事

RSS

広告

FC2Ad

        --------        スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

        2007-09-14        ミシェル・オスロ『アズールとアスマール』(2006)

とてつもなく予定調和なエンディングを迎えた後に心に残ったのは、肌や目の色の違いよりも貧富や教育の差、身なりの差こそが越えがたいものなのだということだった。アズールは汚くて蒙昧なものから顔を背け、目を閉じてしまう。それでも、目を開けたままの蒙昧な人間よりも正しい行動を取る。『キリクと魔女』と同様の構造が繰り返されている。どうやら、理性をうまく発揮することのできるあらかじめ選ばれた者だけが、世界を正しい方向に動かしうるらしい。

『キリクと魔女』で走り回る小さな子どもが発揮していた運動感はこの作品でも生きている。「とにかく美しいこと!」と語るオスロ監督の言葉通り、美術も奮っている。だから、何も考えず、見る前からわかっている道徳的教訓だけを頭に入れて、「映像の快楽」と一般に言われるようなものに身を任せてしまってもいいのかもしれない。

だが、上記のことがどうしても引っかかってしまう。オスロはこの作品が「道徳的」だというが、本当は一体どんな道徳を教えようとしているのだろう?

ビョークのプロモーション・ビデオ"Earth Intruders"(2007)をオスロが監督している。ロッテ・ライニガーのスタイル。映像で快楽を与えるオスロの才能は、この分野でなら手放しで賞賛できるのかもしれない。

『アズールとアスマール』公式サイト

土居

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可  

トラックバック

http://animationscc.blog105.fc2.com/tb.php/26-42ab8214

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。