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        2009-03-17        ラピュタフェス開始してます プレビュー的レビュー(1)

日曜から第9回ラピュタ・アニメーション・フェスティバルが始まっています。
早速一日どっぷりと浸かってきました。軽くメモしておきます。鑑賞ガイドに使っていただければ幸いです。

○「エストニアの作家たち」:やっぱり粒ぞろい
→ヨーニスフィルムの主要な若手の代表作&例外的存在マッティ・キュットのプログラム。基本的にやはりパルンの影響色濃い監督たちですが、こうやって一気に並べて観てみると、それぞれ色があるのが分かって面白いです。「ウロ・ピッコフはやっぱり真面目だな」とか「カスパル・ヤンシスは悪ふざけを純粋に抽出したような感じだな」とか「プリート・テンダーは他の二人とはちょっと違ったかたちでパルンを受容しているかもしれない」などなど。マッティ・キュット『リトル・リリィ』を日本語字幕付きで観れたのは個人的には大きな収穫でした。こんな真面目な話だったなんて……ディズニー式のつるつるしたかわいいキャラクターでも成立してしまうのではないか、でもやっぱりこの絵だから良いのだな、と。

○「エストニア最新作品集」:『ディアロゴス』だけですべてを許せます
→ヨーニスとヌクの両方から、2006-2008年の代表作を。『ブラック・シーリング』は実はDVDで既に観ているのですが、上映画質の粗さ(失礼)もあって随分と印象が違いました。DVDで観ると基本的に止まっているところは本当に止まっていて萎えてしまうんですが今日は違いました。ただマッティ・キュットだけは綺麗で繊細な映像がぼんやりしてしまってダメになってました。カスパル・ヤンシス『マラソン』はやはり悪ふざけが過ぎるような気がしますが、こればっかりは個人の好みの問題かもしれません。でもほんとに『ディアロゴス』は大傑作です。この解放感はいったい何?今日は涙まで出てきてしまいましたが、内容を考えれば泣けるはずがない。たぶん音楽に涙を流すのと似たようなことが起きてると思います。プリート・テンダーは若手の中では総合的にみて今のところ一番すごいかもしれない。『インスティンクト』のヘイドメッツの新作はこれが2008年製作というところに驚きを隠せないでしょう。『ドレス』が2007年製作ということを考えると余計に。ところで、マリー・アントワネットはやはり女子にとっては特別な存在なのでしょうか?今度誰かこっそり教えてください。

○「ヌクフィルム特集A」:夢の中へ……
→手堅い作品が揃っています。リホ・ウントは良いかたちで洗練されていっている印象が。絵画史の知識がちょっとあると、非常に笑える作品になっています。知識なくとも非常にバカらしいので(良い意味で)楽しめると思いますけども。相変わらず爆発したりしてダイナミックでもありますしね。マッティ・キュット『夢の原理』で寝てしまったのですが、別に悪い意味ではないです。だって「皆を眠らせるため」の砂男が出てくる話なんですから……

○「ヌクフィルム特集B」:リホ・ウント、最高! キノコ嫌いは要注意
→このプログラムはとにかく「リホ・ウント万歳!」でいいんじゃないでしょうか。『ハビング・ソウル』だけは何度観ても意味不明(理解できない超展開が多すぎてすごく怖い)なのですが、『キャベツヘッド』や『戦争』は本当に素晴らしいです。「適当」という言葉がこれほど似合う作品もありません。爆発や崩壊もたくさん散りばめられています。(実写スローモーションの使い方の素晴らしさ!!)特に『キャベツヘッド』は笑いが止まらなくなりました。ちゃんと動いているのか判断しきれないモブシーンにも注目です。『戦争』のラストは結構ショッキングなのでご注意を。こういう作品こそが本当に反戦を謳っているような気がします。ラストの『カメラマン”コップス”イン・マッシュルームランド』もショッキングです。キノコが嫌いな人はあまりに前の方に座らないようにしてください。この作品だけ字幕がないのですが、その情報量のなさがキノコ連発のショックを高めます。ラストのニョキニョキの連続するシーンには失神しそうになりました。

非常に軽く書いてみました。
明日から3日間はパルン・デーです。『ガブリエラ・フェッリ』は必見です。本当に。

土居

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