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        2009-02-17        プリート・パルン新作『ガブリエラ・フェッリのいない生活』、観てきました。

ラピュタさんから試写状を送っていただき、
本日、パルン5年ぶりの新作『ガブリエラ・フェッリのいない生活』を観てきました。

『ニンジンたちの夜』『カール・アンド・マリリン』が少々不満なのは、
描かれているものがなんだか対岸の火事のような感じだからで、
描かれているテーマも試みも面白いし興味深いのに、
なんだかパルンのパチもんのような気がしてしまうところでした。
(ある一定の「ポスト・パルン」作家の作品にも感じてしまうこと。)
今回の新作、パルンの新しい幕開けにふさわしい傑作だと思いました。
デジタル技術が導入されて以降のカメラの動きの緊張感は消えました。
それは僕にとってはかなりマイナスなのですが、もういいです。
始まりは『カール・アンド・マリリン』のあるシーンに酷似していて、少々不安になりました。
しかし、2~3分してからはもう何も気にならず、
「一体どうなるんだ!?」と画面を追っていくのに精一杯でした。

今作はパルン本人の葛藤が間違いなく練り込まれた、
かなり「プライベートな」作品のように思いました。
(誤解されるといけないですが、『草上の朝食』も『ホテルE』も僕にとってはパルンの「プライベートな」作品です。内容が「対岸の火事」ではないのです。)

一回だけじゃとてもすべてを捉えきれないので、
(いろいろなものが絡み合って、でも一つの筋がビーンと通っている)
ちゃんとしたレビューはフェスが始まって再見してから書きます。
(ほんとは書きたいことがいっぱいあるんですが……)
今回、それほど派手ではありません。(よく考えるとすごく派手なのですが。アニメーション表現の自由さを再確認しました。動きで語る彼の本性が再び発揮されています。)
わかりやすいカタルシスはないんです。結構静かな作品です。(変なことばかり起こっていますが。)
でも、抑制されたやり方で、説明文にもあるような「ハッピーエンドのようなもの」が起こります。
見終わってからしばらく、
ズーンというかドーンというか、リバーブのかかった反響(正しくない言葉遣いですけど)が僕の中に残りました。

噂によれば、4月には次の作品も完成するそうです。
60歳を超えてもまだ自分自身を更新しつづけるパルンは本当に素晴らしいと思います。

第9回ラピュタアニメーションフェスティバル2009
公式ページにスケジュールなどついに情報が出揃いました。
パルンの新作(もちろん旧作も)必見です。

土居

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