2008-12-19
クレア・キッソン『 『話の話』の話』
『話の話』にいたるまでのユーリー・ノルシュテインの伝記本の邦訳が出版されたようです。
原本には個人的にものすごくお世話になっているので、
日本語で簡単に読めるようになったことはうれしいです。
ノルシュテイン関連の文献は日本でたくさん出ていますが、
この本はこれまでみなさんの知らなかったいろいろな情報を提供してくれるものであると思います。
まだ翻訳本を手にしていないので、原書を読んだ記憶からの話になりますが、
たとえば、ユダヤ系であることから蒙った差別の話などは、おそらく『外套』に直接響いてくるものだと思います。理解を深めるのではないでしょうか。
あと、『話の話』の制作をめぐるいざこざとその解決の話は、個人的に、何回読んでも感動してしまいます。(来週アップする予定のノルシュテイン・インタビュー(前編)と合わせて読んでいただけると、一層楽しめるのではないでしょうか。)
ノルシュテインに少しでも興味がある人は必読の本です。
クレア・キッソン『 『話の話』の話――アニメーターの旅』[Amazon]
土居
原本には個人的にものすごくお世話になっているので、
日本語で簡単に読めるようになったことはうれしいです。
ノルシュテイン関連の文献は日本でたくさん出ていますが、
この本はこれまでみなさんの知らなかったいろいろな情報を提供してくれるものであると思います。
まだ翻訳本を手にしていないので、原書を読んだ記憶からの話になりますが、
たとえば、ユダヤ系であることから蒙った差別の話などは、おそらく『外套』に直接響いてくるものだと思います。理解を深めるのではないでしょうか。
あと、『話の話』の制作をめぐるいざこざとその解決の話は、個人的に、何回読んでも感動してしまいます。(来週アップする予定のノルシュテイン・インタビュー(前編)と合わせて読んでいただけると、一層楽しめるのではないでしょうか。)
ノルシュテインに少しでも興味がある人は必読の本です。
クレア・キッソン『 『話の話』の話――アニメーターの旅』[Amazon]
土居
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