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        2008-12-18        Chris Robinson, "Canadian Animation: Looking for a Place to Happen"

またまたクリスさんの本が出ています。アマゾンで予約注文しておいたものが先日届きました。
(アマゾンのホームページでは一月発売になっていますが……)
旅行記の形式で、カナダのインディペンデント作家へのインタビューを基にした文章が並んでいます。そしてこの本は、ヘレン・ヒルに捧げられています。
アメリカを襲った巨大タイフーン「カトリーナ」については記憶もまだ新しいでしょうが、カナダ出身のインディペンデント・アニメーション作家ヘレン・ヒルは、そのタイフーンが引き起こした無法状態のなかで殺されました。(クリスさんの本のなかでこれまで何度か触れられています。いまだ未解決のままです。)

「2007年1月4日、ヘレン・ヒルは殺された。こんな書き出しにするつもりじゃなかったが、そうしないといけない。ヘレン・ヒルは善良さそのもの、喜びのために作品を作る典型のような人間だった。カナダのアニメーションについて語ることは、ヘレン・ヒルに触発された人々について語ることでもある。俺はこの本をどう始めようか、どのように展開させようか迷っていていたが、ヘレンは、その死によって、この本に生命を、導きを、行くべき道を与えてくれた。
 カナダのアニメーションは、カナダという国同様に広大だ。その産業やNFB、ノーマン・マクラレンについてはすでに多くのものが書かれている。この本はそういったものについてのものじゃない。その代わり、この本というのはヘレン・ヒルのような人々についての物語になる。少しの観客に向けて、個人的な作品を作っている人々について。何かを伝えようと、作品を作っている人々について。」

僕はもうこの書き出しだけで目が潤んでしまいました。
クロックで実感しましたが、短編アニメーション界は人と人との(必ずしもお金ではない)親密なつながりのうちに成立している世界です。その短編アニメーションの世界のあり方、そしてこのクリス・ロビンソンの態度は、ただ単にアニメーション界だけではない、もっと広い有効性を持つものだと最近漠然と思っています。

今はともかく、クリスさんが活躍できる環境にあることを心の底から喜びたいと思います。
彼の存在によって、どれだけの「知られざる」人々に、彼らに値するだけのスポットライトが当てられたことか。(ラーキンのように「当たりすぎて」しまった例もあるものの……)
Animationsでも彼に続くような活動をしていきたいものです。

Chris Robinson, "Canadian Animation: Looking for a Place to Happen"[Amazon]

土居

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