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        2008-04-25        「妊娠と避妊について」(イシュ・パテル)と、GWの上映会リスト、ピクトアップ

昨日はある地下組織でイシュ・パテルの教育用作品を観てきました。
妊娠および避妊について About Conception and Contraception」(1972)[view excerptにて一部視聴可]
思春期および生殖について About Puberty and Reproduction」(1974)[view excerptにて一部視聴可]
の二本です。
サイレントで作られていて、上映しながら先生が説明できるようになっていました。
特に印象に残ったのは「妊娠および避妊について」で、
切り絵を使ったシンプルなデザインで、妊娠のプロセスや、コンドーム、パイプカット、ピル、不妊手術などといった避妊方法がどういうものなのかを簡潔かつ効果的に描き出していました。
精子と卵子は細かく速く動き回るアニメートで、生命感を溢れさせているのですが、
それゆえに避妊が実行され、精子や卵子たちの受精への試みが失敗に終わる様子が、
胸につきささるようなつらい出来事であるかのように思えてきました。
別に精子や卵子が人格化され、主人公であるかのようにふるまうわけではないのにも関わらずです。
避妊がどれだけ不自然で残酷なことなのか、思い知らされたような気がします。
コンドームによる精子たちの無為な死……
ピルの服用による卵子たちの凝固死……(ほんとに凝固するのかは知りませんが。)
パイプカットによる精子たちの行き場のなさ……
卵子がぼとっと落ちていく様子には、実際のブラッディーさからはほど遠いのですが、
「ああ……」と思わず涙してしまいます。
上映中、なんども股間を押さえてしまいました。
暴力的な力を持った作品で、身体に共鳴してしまうのです。
「思春期および生殖について」は、この作品に比べたらそれほど強い作品ではありませんでしたが、
影絵のような抑制されたデザインであるゆえか、絵に興奮するとは一体どういうことか、ということを考えさせられました。

某M大の地下にはNFBの作品が膨大な量収録されているらしいという噂をききました……
そこの大学の学生が羨ましいです。

(業務連絡です。昨日大山さんがその大学で言っていた『ミルク』という作品は、
Igor Kovalyovという作家の『ミルク』です。この作品も、その地下組織に収録されているらしい……)

ここでも買えますね。
http://www.britishanimationawards.com/dvd_shop/dvd_d&s1.htm

イシュ・パテルについては、下記DVDで主要作品はほぼチェックできます。
キャロライン・リーフやジャック・ドゥルーアンも入っているこのDVDは要チェックです。
新しくなったジェネオンの「ニューアニメーションアニメーションシリーズ」ホームページも要チェックです。
NFB傑作選 イシュ・パテル キャロライン・リーフ ジャック・ドゥルーアン作品集[Amazon]


さてさて、GWには当然のことながら上映イベントがあります。
アニメーションに興味関心のある方なら、
イメージフォーラム・フェスティバル2008
は要チェックでしょう。
4/27~5/6の東京を皮切りに、京都、福岡、名古屋、横浜で開催されます。

また、
神奈川国際アニメーション映画祭
には
Animationsからあしたのんき(荒井知恵)、大山慶、和田淳の作品が出品されます。
海外の作品もいろいろとやるみたいですので、お暇な方は是非。
タイムテーブルなどがよくわかりませんが、
5/6-5/11@神奈川県民ホールギャラリーにて。

あと、今月発売のピクトアップ(いつもお世話になっております)には、
ラピュタアニメーションフェスティバルの記事が掲載されております。
『スイミング』で観客賞、アニメート賞を獲得した大山志保さんのインタビューも載っています。
良い作品でしたよね。(記事はこちら
こちらも是非チェックしてみてください。

土居

コメント

精子の生死

生には死が含まれている、という現代ではなかなか感じにくいことを思い出させてくれる記事ですね。
criticism欄にある「ゆきちゃん」の評論を読み返してみたくなりますね。
アニメーションは時間もつくるもので、その時間の中で生まれて消えていくのが生命なんですね。

自然、というと見て美しさを愛でるものと思われがちなこともありますが、自分の体内の自然のことも繋げて考えなくてはと思いました。

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