Animations Blog


Animations creators&critics Website

Animations

アニメーションズ、創作と評論


カレンダー

05 « 2010-06 « 07
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

最近のコメント

最近のトラックバック

最近の記事

RSS

広告

FC2Ad

        --------        スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

        2010-06-17        アヌシーインターナルアニメーションフェスティバル2010(0)

アヌシーから帰ってきました。
いつもどおり、インターナルな視点で眺めたインターナショナルフェスティバルのレポートをしていきます。
フェスティバルは作品を観るだけがフェスティバルではないという持論にもとづくアプローチです。

ーーーー

○0日目(6/6~会場到着まで)
成田発パリ行きのエールフランス夜行便で出発。21:55発4:15着。予定されている飛行時間は13時間ほどで、普通のフライトより1時間ほど長い。しかし成田からの離陸前に相当な時間を機内で待たされる。表向き、成田は22時以降に離陸してはならず、シャルルドゴール空港は4時以前に到着してはいけないがゆえにこんなことが行われているらしい。だから実際のフライト時間は普通のパリ直行便と一緒。機内ではほぼ寝て過ごす。早朝着なのでそれで問題なく時差問題はクリアされる。その後乗り継いでジュネーブへ。フェスティバルの送迎バスを予約していたが、スイス側とフランス側のどちらのロビーに受付があるのかを忘れてしまう。アヌシーに行くのだから当然フランス側だと思いそちらに向かったが違った。焦りから挙動不審になり税関で止められた。

参加を決めたのは直前だったのでホテルが空いておらず、学生部門入選の和田さんに頼んで、学生コンペ作家が泊まるインスティトゥート・ルーラルにねじこんでもらう。会場から遠いが宿泊料が段違いに安いのでまあいいや、ということで。去年の『オーケストラ』組の話から2人部屋だと思っていたのに、チェックインして部屋に入ってみると5人部屋。狭い部屋に二段ベッドふたつと普通ベッドひとつが無理やり押し込んである。同部屋は和田さんの他に広島にコンペインしているTrain of Thoughtsの作家をはじめとした、イギリスのボーンマス芸術大学の学生作家3人。

ザグレブにも参加している和田さんの到着は夕方なので、朝食(コーンフレークとパンとヨーグルトと果物)を食べて少々休憩した後、さっそくメイン会場のボンリューへと向かう。歩けば40分ほどかかるが、インスティトゥート近くのバス停から4番のバスを使えば10分ほどで到着する。バスの値段は1ユーロ10セント。フェスティバルのパスがあればバスのパスが5ユーロほどで買えるらしい。帰りは毎日25時すぎだしバスは終わってるだろうからパスは買わなくていいやと思ったのだが、25時代にも深夜バスがあるということを後ほど知る。それならばパスを買ってしまった方がいいのかもしれない。(来年以降参加する方のためのメモ書き。)

会場のウェルカムルームへと向かい、まずはパス(バッジ)をピックアップ。顔写真つきのパスとネット予約済みの上映チケットがもらえる。(コンペとパノラマの上映については、予約チケットが必要なのだ。特別プログラムはパスさえあれば自由に入れる。)その後プレスの受付デスクに行き、カタログ4冊(最低限の情報が載った薄いものと作品・プログラムの詳細情報が載った厚いやつ、MIFA(見本市)のぶっといカタログとMIFA会場の地下で開催されるCreative Focusの冊子)とフェスティバル・バッグ(バッジがたくさんついてる)をもらう。

ウェルカムルームが異様にすっきりしていると思ったら、今年から作家別のポストが廃止されたらしい。アヌシーはカタログに作家の顔写真をのっけないし、学生コンペは作家挨拶さえない。ただでさえコンタクトが取りにくい映画祭だが、その傾向がさらに強まっている。ホームページ上の個人ページにメールのフォームを導入することで作家の個別ポストのかわりにしようとしたらしいが、そのことは作家に周知されていない。そもそも学生コンペの作家が宿泊するインスティトゥートはネットが使えない。会場には数台のパソコンが用意されているが、そこで毎日チェックしろというのは酷な話だろう。学生作家からは、なんのために会場までやってきたのかわからないという声がちらほらと聞こえた。俺自身もLebensaderのアンジェラ・シュテファンと連絡を取ろうと思っていたので、いきなり出鼻を挫かれた気分。アヌシーには公式のパーティーがほとんどないので、作家との交流のチャンスはほんとうに限られてしまった。再考を望む。

(1)に続く

土居
スポンサーサイト

        2010-06-06        広島2010コンペ作品発表

広島のコンペ選考結果が発表されています。2年に一度ということでザグレブと似た感じになるのかな?と思っていたのですが、結構違いました。

今年の話題作と僕が勝手に思っているアンドレアス・ヒュカーデLove and Theftがまず落ちててびっくりしました。(出してない?)この作品でアニメーターをしているアンジェラ・シュテファンLebensaderはしっかり入ってます。(2008-2009ベストでこの方については触れております。rising new starでしょうね。)この作品が(おそらくですけど)35mmで観れるのは大きいですよ。

ハーツフェルトは基本的に広島と非常に相性が悪いのでI am so proud of youが入らないのはまあそんなもんかという感じですが、オライリーPlease Say Somethingが落ちたのには愕然としました。(広島での上映に備えて日本語字幕版作ったのに……)そんなこともあるんですね。バスティアン・デュボアMadagascarも落ちましたし僕が2008-2009ベストでトップに挙げた作品のほとんどは広島の大会場でお目見えする機会を失ってしまいました。彼ら三人とも友人なのでそこらへんを考えても痛い。いやはや、コンペ選考というのは難しいものです。

プリート&オリガ・パルン『雨のダイバー』はきっちり入ってきました。大物でいえば、他には、シュヴィッツゲーベルの幽玄的な新境地Retouchesもまた順当に。フェレンク・カーコやコーデル・バーカー、マーヴ・ニューランドらの巨匠群も入っています。

中堅どころも結構多いです。
セオドア・ウシェフはDrux FluxとLipsett Diariesが二本ともコンペイン。両方とも音が非常にかっこいい作品です。大会場だと映えるんじゃないですかね~イザベル・ファベMixed Bagとクリス・ランドレスThe Spineは個人的には彼らのキャリアのなかではあまり良い作品とは思えませんが、入ってます。プリート・テンダーの最狂作Kitchen Dimensions、イメフォフェスでもやりましたけど、フィルムで観たら全然違いますから。楽しみ楽しみ。

伸び盛りの期待の若手が良作によってきっちり入ってきたのは嬉しい話ですね。
大山慶『HAND SOAP』、和田淳『わからないブタ』、水江未来『JAM』といった国際コンペでもお馴染みになりつつある日本の若手。4大会連続コンペインと広島に非常に愛されているマルコム・サザランド(Forming Game)。韓国からはヂョン・ユミDust Kid。まだきちんと作品を観たことがないんですけど、ジョゼフ・ピアースA Family Portraitはとても面白そう。ウラジミール・レスチョフも何気に広島に愛されている作家です。シモーネ・マッシも新作を引っさげて2006年広島以来のコンペイン。

映画祭シーンではほぼ新人ですが、これから常連になる可能性を秘めているところを挙げれば、先ほども名前を挙げましたがLebensaderのアンジェラ・シュテファン、I Was Crying Out at Life, or for Itのヴェルジーヌ・キートン、LuisとLuciaが国際シーンを賑わしている立体アニメーションの新星クリストバル・レオンたちの新作The Smaller Roomも入ってます。良作Emplyomentのサンチアゴ・グラッソにも注目です。銀木沙織、北村愛子といった藝大勢も面白い存在です。

他にはどこらへんをピックアップしておこうかな……
The Bottleはコヴァリョフ好きにはたまらない作品だと思います。伝え聞く話によると、監督たちはコヴァリョフのことを知らないらしいですけど……Inukshukも大画面35mmで観ると楽しいと思いますよ。

BluやLost and Foundも受賞が続く作品です。

マリーナ・ロセットやユリア・ルディツカヤはクロク友達なので広島で再会できそうなのが嬉しいです。ロセットは新作の一部のみ記者会見で観ましたが、あいかわらず良い感じに力の抜けた感じで、結構期待できるかもしれません。

立体アニメーション好きはThe Drawer and The Crowも要チェックです。結構珍しい感触の作品ですので。

開催が近づいたら、前回のように全作プレビューをやりたいと思います。

とりあえずはこのへんで。

明日からはアヌシーに行ってきますので。
ネット環境が整っていたら、去年のように速報レポートをアップしますね。

土居

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。