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        2009-11-30        International College Peace Film Festival

International College Peace Film Festivalの審査が終わりました。今日帰国します。
今年から組織が大きく変わって初めての運営で、なかり不手際が目立った映画祭でしたが、次回からうまくオーガナイズされるのは期待します。

グランプリは、ライブアクションとアニメーションのどちらかから選ぶことになっていたのですが、アニメーション作品がグランプリとなりました。
グランプリのRabbit Punchは、土居君がICAFの記事でレビューを書いているので、僕から付け加えることはないですが、ネットでは見れないラストのタイミングはゾクッとします。

以下アニメーション関係の主要な受賞作です。

既にいくつか賞をとっているようで今年の学生作品の注目作となるのでは?

グランプリ:
0911140023_M1.jpg
Rabbit Punch
Director : Kristian Andrews
2008 / Animation / Digibeta / 5min 34sec / color / U.K
監督の公式サイト http://www.kristian-andrews.com/
作品の一部が視聴可能 http://www.kristian-andrews.com/index.php?pg=2&l2=39

Best Animation:
0911180028_M1.jpg
Fouding or not Fouding
Director : Youlia Rainous
2008 / Animation / Digibeta / 5min / Color / France
You Tubeで視聴可能 http://www.youtube.com/watch?v=25aCYpxTgvA

Special jury prize:
0911130006_M1.jpg
Heartbreak Ridge
Director : KIM Wanjin
2009 / Animation / HD / 26min 35sec / Color / Korea

映画祭のサイトはまだ更新されていないようです。
映画祭公式サイト http://icpff.org/eng/html/main/

山村
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        2009-11-22        2009年度米アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート候補10作品

2009年度米アカデミー賞短編アニメーション部門のノミネート候補作品リストが発表されました。


Cartoon Brewでは各作品へのリンクが貼られています。

えーと、まあ、そういうことなんでしょうね。

今年の良作でこういった傾向のセレクションにも食い込めそうな唯一の作品Please Say Somethingについてですが、オライリーくんはいろいろと考えた挙げ句エントリーするのをやめたそうです。

土居

        2009-11-19        ライアン・ラーキン東京続映中&ノルシュテイン1980

「ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション」、
シネマート六本木で続映中です!
まだ劇場で未見の方は是非、一度観た方ももう一度お願いします。

シネマスコーレ(名古屋)は上映中で20日まで、
21日からはシネマート心斎橋でも上映が始まります。
(ブログをみてみると、こんなものまで……!)
その後も全国を巡回していきます。

もうひとつ、1980年のノルシュテイン・インタビュー(英語)をアップしているブログがありました。

Michael Sporn Animation, "Norstein 1980"

去年発売の『草上の雪』で書かれていることの、未発達の核のようなものがここにはあります。『草上の雪』ほどは完成されていないので、逆にアクセスしやすいというか、ノルシュテインの頭のなかを共有しやすいです。こちらもぜひチェックしてみてください。

土居

        2009-11-19        「読むアニメーション01」通販開始

11月7日にアップリンクにて創刊記念イベントが開かれた「読むアニメーション」。山村浩二さんのレア映像満載の素晴らしいものでした。「かつての草月のような場を作りたい」とかねてからおっしゃっているアニメーション文化総合研究所の道川さん、今回のイベントでは有言実行、ひとつのジャンルで形容不可能な音楽をやっているju seiの最初の音が鳴った瞬間、閉塞しがちなアニメーションの世界に一陣の風が吹いたような気がしたものです。

「読むアニメーション01 特集:考える山村浩二」のネットでの通販が始まったようです。詳細はこちら。説明には「創刊号の見本」と書いてありますが、実物を手にしていただければわかると思いますけれども、これで500円は破格です。インタビューも、アニメーションについて、若者について、タチの『プレイタイム』について……他では決して読めないような濃い内容になっています。本、CD、映画の山村浩二ベスト選集(全部にコメントつき!)までついて、まさに2009年の山村浩二の頭の中がわかるような本になっていると思います。必携です。

同時に、Web Desigining誌に連載されていた「ヤマムラ月報」も販売されています。こちらもまたハイクオリティ。重厚です。こちらの方は「山村さんは普段こんなことを考えているんだなあ」ということがナチュラルに伝わってくる印象で、「読むアニメーション」とうまいマッチング。

両方買っても1200円。買ってしまえば一生もの。何度でも読み返したくなる本です。

「読むアニメーション01」の最後のページには、「nu」 vol.4.2も掲載。虹釜太郎さんのインタビューです。こちらもまた風穴を空けるような内容で、ここから何かが変わっていく予感がします。

土居

        2009-11-14        コンテンポラリー・アニメーション入門第3回「ジャンルイジ・トッカフォンドの誘惑」受付開始

【11/17追記】第3回コンテンポラリーアニメーション入門、定員に達したため受付終了いたしました。
多数のご応募ありがとうございました。


第1回、第2回ともに満員御礼と好評をいただいております「コンテンポラリーアニメーション入門」、第3回12/12(土)「ジャンルイジ・トッカフォンドの誘惑」の受付が公式ページで始まっています。

コンテンポラリーアニメーション入門

これまで紹介した作家のなかで、実はトッカフォンドが一番日本で知られているかも? とも思います。名前を知らずとも、彼の映像自体はどこかしらで目にしたことがあるのではないでしょうか。ユナイテッド・アローズのCMをてがけ、絵本(?)も二冊出版され、映画配給会社(名前忘れました)のロゴを手掛け……

もしかしたら、アニメーション作家としての活動が、一番知られていないのかもしれません。おそらく日本初のまとまった紹介なのではないかと思います。

僕(土居)個人はそのころスイスにいるため参加できませんが、いつもどおり、資料作成というかたちで貢献させていただくつもりでいます。

どんな作家なのかを知りたい方は、「知られざる」の紹介エントリをまずはご覧ください。

こんなものも出ています。

ジャンルイジ・トッカフォンド『小さなロシア』[Amazon]
ジャンルイジ・トッカフォンド『ピノッキオの冒険』[Amazon]

この貴重な機会を是非ともお見逃しなきよう!

土居

        2009-11-14        「オタワ特集」として3記事アップしました

もうすでに木曜日の話なんですが、オタワ特集として、オタワレポート(reviewページ)、ドン・ハーツフェルト・インタビュー(interviewページ)、デイヴィッド・オライリー『アニメーション基礎美学』(criticismページ)を一挙掲載しました。久しぶりに本ホームページをいじくった気がします。怠けててすいません。

Animationsでしかありえないような、特集の組み方だと思います。
みなさんはどんなことを感じられますでしょうか。
新しいアニメーションの鼓動を感じていただければうれしいです。

土居

        2009-11-11        クラパン新作"Good Vibration"視聴&ウシェフ(脚本クリス・ロビンソン)新作"Lipsett Diaries"サイト&【追記】パルン新作スチル

「読むアニメーション」創刊記念イベントの感想や「読むアニメーション」本体についてのお話はもう少し後になったら書きます。

スキゼン』で一気にブレイクした感のあるジェレミー・クラパンから早くも新作が届きました。
といっても、依頼作品ですけど。

The Responsibility Projectという、保険会社が主催しているキャンペーン用に作られた4分の作品Good Vibrationsがネット上で公開されています。

他愛ないといえば他愛ないですが、単なるプロパガンダとは違う、考えはじめると結構複雑な作品です。少々どきりとします。

都会生活をきちんと切り取れるクラパンの力がかる~い感じで発揮されています。

Good Vibrations

そして、こちらは11月完成だということですが、前回のコンテンポラリー入門でも紹介されたセオドア・ウシェフの新作Lipsett Diariesのサイトを紹介しておきたいと思います。
この作品は、NFBの(ライアン・ラーキンとならぶ)もう一人の天才映画作家アーサー・リプシットの生涯をテーマにしたもので、『ライアン・ラーキン やせっぽちのバラード』[Amazon]をお読みになられた方はおわかりのように、クリス・ロビンソンが脚本をてがけています。
公式ブログでは、作品のイメージ画が先行して紹介されています。
これまでのウシェフの作品はフラッシュで作られていましたが、今回はどうやら手描きのようです。
非常に良い質感をもったドローイングが並んでいます。
このサイト、作品の完成と同時に消去されてしまうらしいので、今のうちにチェックしておきましょう!

Lipsett Diaries

作品自体は、リプシットの人生を忠実に再現したものではなく、彼の残した日記にインスパイアされたオリジナル・ストーリーとなっているようです。おそらく来年のコンペを騒がす作品のひとつになるのではないでしょうか。パルンの新作もありますし、山村さんの新作もありますし、来年のアニメーション・シーンは結構すごそうですね。

ブログは、セオドア・ウシェフ、クリス・ロビンソン、そしてもう一人の謎の人物で書きすすめているようです。

リプシットの作品はNFBのサイトで観れます。アニメーションではないですが、視聴覚融合のセンスが圧倒的です。ひとつだけ貼付けておきます。



【追記】オランダアニメーションフェスのホームページを観ていたらパルン新作『雨中のダイバー』Divers in the Rainのスチルが載ってました。オランダでプレミア上映されたそうです。テーマは『ガブリエラ』と同じだということらしいですが、これらのスチルをみるとそれがすごくわかります。これ絶対面白いよ。

土居

        2009-11-06        明日はアップリンク集合で!&ラーキン東京続映決定!

今日はライアン・ラーキンの東京上映の最終日でした。
たくさんの方にご覧になっていただきました。ありがたく思います。

【追記】……とエントリを書いた直後に、なんと、シネマート六本木での続映が決定したという一報が飛び込んできました!!! 11月14日からです。予想外の展開です。嬉しいです。

明日(11/7)は「読むアニメーション」創刊記念イベントです。
山村浩二秘蔵映像上映もあり、「読むアニメーション」創刊準備号特集「考える山村浩二」(先日ゲラをみせてもらいましたが、すごい充実度です)の一冊プレゼントあり、ju seiのライブありと、主催の道川さんも普通ならば「2300円では絶対に観られない内容」だと断言しております。

Animations読者の方は全員集合でお願いします!!

アニメーション総合文化研究所

土居

        2009-11-03        そういえばパルンの新作がついに完成したそうです

書きわすれてました。
一ヶ月ほど前、プリート・パルンにいくつか質問を送っていて、
今日ようやくその半分の回答が返ってきたのですが、
返答までに長いこと時間がかかってしまった理由は、
新作の作業に取りかかっていたからだそうです。
そして、遂に完成したそうです。素晴らしいですね。
タイトルはこれまで伝えられていたとおり、"Divers in the Rain"。
奥さんと共同監督で、24分の作品だそうです。
この長さなら広島のコンペにも入りますね。

さて、観れるのはいつになるでしょう……?

土居

        2009-11-03        ラーキントークご来場ありがとうございました&『眠り姫』&ハーツフェルトDVD隠しコンテンツ

日曜日の「ライアン・ラーキン 路上に咲いたアニメーション」でのトーク、たくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございます。まばらな客席を想像していましたが、満席でびっくりしました。(まあ、東京での上映の最後の週末なので、たまたまトークの回にあたってしまった方も多かったと思いますが……)

トークの内容については、公式ブログをご覧ください。他の方々と比べると相当まじめにやってしまいました(笑)。

最初は四週間のみの予定だったライズXでの興行も七週間に延び、いままで短編アニメーションの世界を知らなかった方々にも多数フラリと劇場に足を運んでいただけています。正直言って客入りはかなり不安だったのですが、杞憂でした。

ライズXでの上映は11月6日までです!
「DVDやネットで観たことあるしいいや」などと思っている方も、一度、映画館の真っ暗な空間で、他のお客さんと作品を共有してみることをおすすめします。

ところで、日曜のトークの客席には、映画監督の七里圭さんのお姿が……ラーキン作品は初見だったそうですが、大変満足されていたようだったので良かったです。

七里さんの代表作『眠り姫』ですが、先週金曜日、現在アップリンクXで五度目(!)のアンコール上映が行われているのをようやく観にいき、その芳醇なイメージ世界を堪能させていただきました。その日に行われた山村浩二さんとのトークでは、お二人が共通して「ぼんやりした不安」(芥川龍之介が遺書に残した言葉)を自分にとっての問題意識として捉えているという話がありました。僕自身は山本直樹(『眠り姫』の原作です)のマンガはそれほどたくさん読んだことはないのですが、彼の作品のエロさというのも、おそらくそこらへんに端を発しているのではないかというのが、映画を観ながら、トークを聞きながら、漠然とわかってきました。
『眠り姫』、かなりマンガ再現度の高い映画です。(マンガを映画として「絵解き」するという意味ではありません。)とにかく、観ているうちにマンガを感じます。それでいて濃密な映画体験でもあるのです。素晴らしい作品だと思いました。

東京ではラーキンと同じく11月6日までなので、ハシゴしてみるのもいいんじゃないでしょうか?

『眠り姫』公式ホームページ

『眠り姫』を観ていて他にも思い出したことがありました。ドン・ハーツフェルトの作品です。(最近は何を観ても思い出すのですが。)彼のマッチ棒タイプのキャラクターや断片的なビジュアルと、『眠り姫』の大きな特徴である「人物がほとんど映らない」ことのどちらもが、脳内を同じように活性化すると思ったのです。(なんだか脳トレの効用みたいなこといってるな……)つまり、欠損している情報を埋め合わせようと、猛烈な勢いで白昼夢をみはじめるのです。スクリーン上で起こっていることと、頭のなかで起こっていること。『眠り姫』もハーツフェルトの近作も、その二つを同時に鑑賞させるのです。ある意味で観客に「委ねる」というか共創造させる映画だと思いました。

……というふうに強引に話をつなげつつ、ドン・ハーツフェルトの新しいインタビューがアップされていました。なかなか興味深い話がされていますが、そのなかにまったくの未知の情報があったのでお伝えしておきます。普通の人、ビルの壮大な内的ジャーニー全三部作の第一部everything will be ok第二部i am so proud of youのDVDに隠しコンテンツがあるそうです。彼のDVDはいつも膨大な量のオマケがついていますが、そのSPECIAL FEATURESのページの目次で、左か右を押すと、"quiet please!"というマークが出てきます。それを押すとなんと、ナレーション無しのバージョンが観られます。とりあえずi am so proud of youを観てみましたが、崇高さの度合いがなんだか凄まじく上がります。音響構築の素晴らしさも改めて確認できます。何人かの方に「DVD買ったよ」と言っていただいているので、お知らせしておきます。

彼の公式ホームページでは、割引のクーポンコードが発表されています。この機会に買ってみるのはいかがでしょう?

bitter films

最近、彼は自分の作品はサイレント映画の影響をすごく受けているという話をよくしています。とても納得できます。オタワで「長回しが好きだよね?」と質問してみたら、それもサイレント映画が好きだからだそうです。(i am so proud of youには、もしかしたら『話の話』の光り輝く「永遠」のシーンに比肩しうるかもしれない、と思ってしまうほどに素晴らしい長回しショットがあります。崇高としか形容しようがないです。)新作(ビルのトリロジーの第三部ではなくカナダでプレミア上映されたバカらしいカートゥーンです)が完全に正方形フォーマットなのも、それゆえだそうです。

一般的に、アニメーションとサイレント映画の親和性はとても高いと思います。表面にすべてが凝縮する両者。いつかしっかりと考えてみたいテーマです。上の方で書いた白昼夢現象と共通するなにかがあると思います。アニメーションはメタファーである、というノルシュテインの例の話ともつながる何かが。

あんまり長くなりすぎるのもアレなんでそろそろやめますけど、オタワでドンくんの新作を観て、彼の作品は、タイミングの取り方がどれも完璧だなと思いました。笑える/笑えないという基準は国境を越えにくいですが、間というか動きの感覚というか、そういったものは国も時代も超越します。

トークが終了して嵐のような10月に終わりを告げることができましたので、オタワ特集のページづくりの作業にもそろそろ着手したいと思います。

土居

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