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        2008-06-27        日曜にアニメーション学会にて

今週の土日に関西学院大学の上ヶ原キャンパスにて開催される日本アニメーション学会第10回大会にて発表をしてきます。
日曜日の14:30-14:55に、「エイゼンシュテイン芸術理論におけるアニメーションの位置づけについて」という題目でやります。
今年のラピュタでも上映されていた、ノルシュテインの『イワン雷帝』に関する講義など参照しながら、エイゼンシュテインの(アニメーション論ではなく)芸術理論はアニメーションを語る上で非常に重要なものなのではないか、という話をします。
土曜日には高畑勲さんの講演もありますし、
両日とも一般の方や学生の方は入場無料ですので
お暇な方は是非いらしてみてはいかがでしょうか。

日本アニメーション学会第10回大会ホームページ

自分、もうグッタリです。

土居
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        2008-06-25        Animationsのイベント! ヨコハマEIZONE

どうもお待たせしました。

Animationsの大掛かりなイベントのお知らせですよー。
7/24~7/29に横浜赤レンガ倉庫第1号館にて行われるヨコハマEIZONE2008
Animationsがブースを出します。
まだ詳細がきちんと決まったわけではないですが、
Animationsメンバーの代表作と海外のセレクト作品を、
開催期間の最初から最後まで、無料上映します!

そして!

7/29の最終日16:00-18:00、イベント会場の大トリの企画として、
Animations作家(全員?)の新作プレミア上映+Animationsセレクト作品上映をします!
もちろんAnimationsメンバーも出席し、挨拶したり言い訳したりします!
山村浩二によるAnimationsのロゴアニメーションもお目見えです!
こっちも無料です!

平日の夕方で申し訳ないですが会社勤めの方は有休をとっていただいてどうかいらっしゃってください。
新作はイベントのみですから!ブースでは流しませんから!


海外招待作品は、
広島で来日するドリエッセンの過去の傑作もあり、
広島にコンペインしているマクシーモフの知られざる旧作もあり、
素晴らしいものを作りつづけているのにいまいち評価されきっていない感のあるヒュカーデやパラシオスもあり、
そして、
Animationsの座談会でも取り上げたラーキンもあります。
(こちらの方はブースでも上映できると思います。)
個々の作品をみれば、国内や海外でDVD化されているものが多いですが、
「夢から醒める」というテーマで大きなスクリーンでこれらを一挙に観れば、
アニメーションに対するひとつの発見があると思います。
自分で選んでおいてなんですが、面白い作品ばかりです。
ちゃんと字幕もつけますからね!

とりあえずアニメーションズのイベントページへGO!です。

また詳細が決まり次第、お知らせします。

土居

        2008-06-21        『ストリート』(キャロライン・リーフ)について少しだけ

国際アニメーション教会(ASIFA)の機関誌、ASIFAマガジンが創刊しました。
記念すべき第一号に僕も書かせてもらいました。『カフカ 田舎医者』についてです。
クリス・ロビンソンさん、どうもありがとうございます。
ダウンロードしてタダで読めるみたいですので、リンクを貼っておきます。
http://asifa.net/magazine/vol21_iss1.html

次号にも書かせていただきます。おそらくイワン・マクシーモフについてのものになるでしょう。

でも本当はキャロライン・リーフの『ストリート』について書きたかったんです。
"She will come back to haunt"とタイトルも決めていました。
内容については言うまでもないですが、おばあちゃんの死を扱ったものです。
あの作品のエンディングで、お姉さんの声はなぜ暗闇の中で響かなければならなかったのか。
(「お姉さんの声が」と言っておいてなんですが)あそこで響いている声は一体誰の声なのか。
そのことについて書こうと思っていました。

現代のアニメーションについて書いてくれと言われているので、書きませんが。

ドリエッセンやクルメの作品でわかるように、アニメーションでは一本の線はいろいろなものにメタモルフォーゼできます。『Air!』では同じ線が水面になり地面になり電線になり……
それと同じことは、音についても言えるのではないか。声についてもいえるのではないか。
アニメーションでは、登場人物が実際に声を発しているわけではなく、声はあとから恣意的につけられたものなので、その声はいろいろな人の声としてメタモルフォーゼしうるはずです。

『ストリート』のラストではそのメタモルフォーゼが起こっています。

『ストリート』のラストに響くのは、もちろん死んだおばあちゃんの声です。
お姉ちゃんの声ですが、おばあちゃんの声です。

そのことをきちんと言っておかねばならないな、と常日頃思っています。

留保はつけておかねばなりません。
おばあちゃんの声であるのは、主人公の少年にとってです。

あのラストは、いままで作られたアニメーション作品のなかでもっとも美しい場面の一つだと思います。

アニメーションとは幽霊の馮依である、と言ってしまいたいくらいです。

クリス・ロビンソンさんは、『The Animation Pimp』のなかで「大切な人が死んだあとに『ビック・フィッシュ』を観てはいけない」と書いています。
つまり、大切な人が死ぬことに関する、本当のことが描かれているということです。
僕はそれに「大切な人が死んだあとに、『ストリート』を見てはいけない」と付け加えたいと思います。いや、「見ろ」というべきなのかもしれないですね……

『ストリート』と『話の話』、『ストリート・ミュージック』だけは、世界中の人に必ず見てもらいたいといつも思います。
生きていることをそのまま肯定する、力強い作品です。

street (c) NFB


アニメーションにはまだまだ数少ない、奇跡のような作品です。

「NFB傑作選 イシュ・パテル キャロライン・リーフ ジャック・ドゥルーアン作品集」[Amazon]


土居

        2008-06-15        アヌシー2008 速報

今年のアヌシーの結果が公式ホームページに掲載されています。

2008 Prizewinners

グランプリ(&子ども審査員賞)を受賞したのは、
各所でも報道されているように、
加藤久仁生さんの『つみきのいえ』。
アヌシー・クリスタルの日本人の受賞は、『頭山』以来、二作目になります。
『つみきのいえ』は広島でもコンペインしています。楽しみが増えましたね。

他の受賞作ですが、
特別賞は3Dバリバリの2作品。
"Berni's Doll"(Yann Jouette)
"Morana"(Simon Bogojevic Narath)
観客賞は前回の広島にて"Backbone Tale"で国際審査員特別賞を受賞したJeremy Clapinの新作"Skhizein"。
FIPRESCI award(国際批評家連盟賞)はVeljko Popovićの"ONA KOJA MJERI"。[全編視聴可]

Jean-Luc Xiberras award for a first film(デビュー賞)は"Portraits ratés à Sainte-Hélène"( Cédric Villian)。[全編視聴可]
Sacem award(これはなんでしょう?)は"KJFG No 5"(Alexei Alexeev)。この人の作品はラピュタでみましたね。
審査員特別賞は"La dama en el umbral"(Jorge Dayas)。

……なんでかわからないですが、受賞作がどんな作品なのかを調べているうちに「やばいな」という声が僕の心のなかで響きはじめました。なぜなのかは深く考えないことにします。

土居

        2008-06-08        ザグレブ2008 結果

いつのまにか今年のザグレブが終わっていました。
結果が掲載されているので一応お知らせしておきます。

審査員はジョアンナ・クイン、ムスタファ・アラサン、キャロライン・リーフ、イゴール・コヴァリョフ、Danijel Šuljićとなかなかの豪華メンバー。

グランプリは"The Pearce Sisters"(Luis Cook)。
最近世界各地で受賞が続いている話題の作品です。アードマン・スタジオ制作。
ルイス・クック初の非商業作品。
発売したばかりのbest of baa! 7に収録されています。
あまりみたことのない質感の映像ですが、3Dでひとまず制作したものを2Dにプリントアウトし、それにさらに手を加えるというやり方を採用しているようです。
ここで全編観ていいみたいです。)
クオリティはすごいですが、悪趣味のための悪趣味であるとしか僕には思えません。

ゴールデン・ザグレブ・プライズ(第2位)は"The Runt"(Andreas Hykade)。
ヒュカーデさんは近日中にミニ・インタビューを掲載できるかもしれません。
(なぜでしょうかねえ……?)
"The Runt"は同じくbaa!のInternational Animation: Modern Classicsに収録されています。
このDVDもなかなかおすすめです。

眠くなったので今日はここまで……

土居

        2008-06-07        「Animations座談会7 プリート・パルン」アップしました

久しぶりの新規コンテンツの更新です。
お待たせしました、プリート・パルンについての座談会をアップしました。

ラピュタでも連続上映されていますし、先日のバウスでも上映されましたし、
もはやお馴染みですね。なかなかタフな相手ですが、悪戦苦闘ぶりをお楽しみください。

土居

        2008-06-06        広島国際アニメーションフェスティバル2008 コンペティション審査結果発表

広島のコンペ作品がようやく発表されました。

コンペティション選考 結果(リンクは初日です)


日本からは3本……前回に続き寂しい結果です。
山村浩二『カフカ 田舎医者』は入っています。初日です。

すでにみたことのある作品も数本ありますので、
後日のエントリでプレビューしてみたいと思います。

あとちょうど2ヶ月なんですねー。

土居

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